ゾーンダイエットはなぜ痩せる?そのダイエット効果とは
2017/01/09
炭水化物、タンパク質、脂質を「4:3:3」の割合で食べていれば痩せると評判なのが「ゾーンダイエット」です。
でも、何でそれだけで痩せるのか不思議に思う方も多いかと思います。
ここでは、ゾーンダイエットのダイエット効果をご紹介しているので、参考にしてくださいね。
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ゾーンダイエットの主な2つのダイエット効果
ホルモンバランスが整うことによる脂肪燃焼効果
太っている人の多くが、ホルモンバランスの乱れにより「太るホルモン」が増えることで、太りやすくなっています。
そのホルモンバランスを整え、「痩せホルモン」を増やし脂肪を燃えやすくするのがゾーンダイエットの狙いです。
ゾーンダイエットでは、炭水化物、タンパク質、脂質を4:3:3のバランスで食べます。
では、現代人の多くが普段どんなバランスの食事をしているかというと、次の通りです。
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | |
20〜29歳 | 14.3% | 28.5% | 57.3% |
30〜39歳 | 14.5 | 27.7 | 57.9 |
40〜49歳 | 14.3 | 27.3 | 58.3 |
引用元:食生活や食料消費の実態の調査結果(中間報告) – 農林水産省
この割合を見ると、タンパク質が少なく、炭水化物が多いことがわかると思います。
タンパク質はホルモンを作る材料なので、このバランスではホルモンバランスが乱れやすくなります。
なので、ゾーンダイエットによってタンパク質を摂り、痩せホルモンを増やすことで、脂肪を燃やすことができるようになるんですよ。
脂肪の吸収を抑える効果
ゾーンダイエットをすると、炭水化物の量が減るので、インスリンというホルモンの分泌量が減ります。
インスリンの働きは、血液中の糖分を脂肪に溜め込むことです。
ということは、インスリンが減ればその分吸収する脂肪の量が減りますよね?
だから、ゾーンダイエットをすると、脂肪の吸収を抑えてダイエットしやすい体へと変化させる効果も期待できます。
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カロリーコントロールもできる!
ダイエット効果とは少し違いますけど、カロリーコントロールができるのもゾーンダイエットのポイントです。
ゾーンダイエットの4:3:3の比率は、摂取カロリーの比率です。なので、1日に摂っていいカロリーを知ってないといけません。
成人女性の摂取カロリーは、大体1,400〜1,600kcalといわれています。
つまり、これ以上カロリーが摂れないので、限りなく太りづらくなるんです。
もしゾーンダイエットの方法を詳しく知りたいという方は、こちらの記事でご紹介していますので、よろしければ参考にどうぞ。
>>ゾーンダイエットのやり方!カロリー計算以外の簡単な方法もご紹介
まとめ
ゾーンダイエットのダイエット効果は、次の2つです。
- ホルモンバランスを整えて脂肪を燃やしやすくする
- 脂肪の吸収を抑える
あとは、どれだけ比率のとれた食事を続けられるかが課題ですが、最近は補助食品も出てるようです。
面倒な計算抜きで、ラクにダイエットしたい方にはいいかもしれませんね!